「ルーとソロモン1」の続き第2巻です。
話は中盤ということで一番楽しんで描かれているエピソードが多い気がします。
ところで主役は「いじわるピア」だったんだなぁと、改めて読み返すと感じます。
コミカルな話が多い中で一転シリアスなエピソード「屋根の上の犬」では、ピアとルーの間に実はもう1人子供がいた、という話でした。その子の名前はジョセフ。生まれることなく死んでしまったピアの弟。ジョセフの命日にピアは母親をお墓参りに行かせ、その間家の掃除やら何やらをして「良い子」になって母親を喜ばせてあげようと奮闘します。ただし邪魔なのがソロモンとルー。ピアはルーを炎天下の車の中に「つい」閉じ込め家の掃除に勤しみます。
ソロモンは必死に水を車に入れてルーを守り、当然帰宅した母親はさんざんピアに怒ります。
「私・・・もういいことなんかしない!
いい事だってだけで、嬉しくなって
他の事・・・気にするの忘れるからダメ!」
「ママ・・・ジョセフのお話しないで
悲しくなっちゃうの
だってピアは30点か40点のいい子で
ジョセフはいつも100点満点のいい子だもの
(略)
ジョセフずるいんだもの」
いじわるピアも裏を返すと愛情表現がものすごく下手な女の子で、ソロモンもまた愛情表現が微妙にずれてむくわれたことがない、似たものどうしなのかもしれないですね。。。
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